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ヴォーリズのバリ土タイル

 左の目地材の付いているのがオリジナル、右が復元タイル

ヴォーリズ設計の八幡商業高校の創立120周年を記念したファサード再生事業のために復元したタイルです。この事業は八幡商業と滋賀県と近江八幡でヴォーリズ建築の保存活動をしているNPO法人一粒の会との協働事業。民衆とともにある建築を理想としたヴォーリズに似つかわしい再生事業でした。さて、校舎の中央に貼られていたのがバリ土タイル。「バリ土」とは素材の粘土の粒子が粗い状態を指します。このタイルは近くで見ると緑色なのですが、遠くから見ると青く見えます。タイルの色に深みがあるからなのですが、この深みを作り出しているのが素材のバリ土です。近くで見るとよく分かるのですが、緑と白の土の粒でできています。これを今のようにドロドロになるまで混ぜてしまうと、色は統一されますがタイルの深みがでない。ほどよいバリ土の状態で成型すれば、このような色に深みのあるタイルになるわけです。

  
(左)修理の終わった八幡商業。(右)オリジナルの状態。近くで見ると緑色に見えます。



< 製作データ >

オリジナル  滋賀県立近江八幡商業高校/ヴォーリズ設計/1938年竣工/太田は瀬戸(愛知県)の工房群と推定
復元タイル  磁器質タイル/227x60x13/2006年復元/多治見の工房で製作



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